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⏳エポック

エポックシステムの概要

すべての報酬およびステーキング契約は、エポックと呼ばれる28日間サイクルで運営されます。新しいエポックは、現在のエポックが終了すると自動的に開始されます。

各エポックの終了時に、以下のことが発生します。

終了エポックの流動性ステーキングプールにおいて請求された出金は、出金される可能性があります。
終了エポックの安全ステーキングプールにおいて請求された出金は、出金される可能性があります。

以下のものは**、エポック0**の終了時にのみ発生します。

遡及マイニング報酬が提供されます。報酬は、エポック0の終了から約8日後、dydx.communityで請求できます。
$ethDYDXの譲渡は当初は制限されています。初期移動制限期間は、エポック0の終了から約8日後に解除されました。
$ethDYDXは、2021年9月8日午後3時（UTC）に譲渡可能になりました。

エポック0は、**2021年8月3日午後3時（UTC）**に利用可能となりました。以下の表は、エポックの開始および終了日の概要です（dYdX v3ガバナンスにより変更可能）。

エポック

開始日（UTC）

終了日（UTC）

日数

累計年

dYdX Foundationでは、エポックおよびブラックアウトウィンドウの開始日/終了日を記入したパブリックなGoogleカレンダーを作成しました。こちらから入手できます。

よくある質問

報酬およびステーキングプールは、いつアクティブ化されますか？

遡及マイニング報酬は、dYdX v3で提供されました。これらの報酬は、**2021年8月31日午後3時（UTC）**まで実行されました。
取引報酬はエポック32で0に設定されました。これらの報酬は**2021年8月3日15:00:00（UTC）から2024年7月16日15:00:00（UTC）**までの間行われました
流動性プロバイダーの報酬はエポック32で0に設定されました。これらの報酬は**2021年8月3日15:00:00（UTC）から2024年7月16日15:00:00（UTC）**までの間行われました
2022年9月29日、DIP14の流動性ステーキング・プール報酬が0に設定されました。
2022年11月28日、DIP 17の安全ステーキングプールの報酬が0に設定されました。

dYdXのガバナンスは、エポックのスケジュールを変更できますか？

最初のエポックの期間は28日間です。dYdX v3のガバナンスは、指定された範囲内でエポックの期間の変更を選択できます。エポックの最小および最大期間は、それぞれ6日および92日間です。

ブラックアウト・ウィンドウとは何ですか？

流動性ステーキングプールおよび安全ステーキングプールでは、プール内の資金の可用性に関する予測可能性および定期的な基準を提供するために、出金スケジュールが執行されます。エポックの終了後に、ステーカーが自己資金を出金できるようにするには、ブラックアウト・ウィンドウの前に資金をステーク解除するように請求する必要があります。ステーカーが出金を請求しない場合、ステーカーのステークされた資金は次のエポックにロールオーバーされます。

DIP 17において、dYdXコミュニティは、ブラックアウト・ウィンドウの長さを14日から3日に削減することに合意しました。dYdXガバナンスは、指定された範囲内で、ブラックアウト・ウィンドウの変更を決定できます。最小および最大ブラックアウト・ウインドウは、それぞれ`3日```および46日間です。

いつから獲得した$ethDYDX報酬を出金および譲渡することができますか？

トークンが請求されると、dYdXのガバナンスに譲渡または委任できます。

待機期間の目的は何ですか？すべてのエポックの終了時に報酬はどのように保存されますか？

遡及マイニング報酬、取引報酬、および流動性プロバイダー報酬は、メルクルツリーに保存され、配信プログラム開始以降に各ユーザーが獲得した累積報酬が含まれます。

エポックが変更されるたびに、以下の順番に発生します。

エポックが終了すると、前回のエポックからのすべてのユーザーアクティビティに対して報酬データが計算されます。
このデータは、固定IPNS名の下に保存されたIPFSのデータ構造に追加されます。
ChainLinkのオラクルシステムは、エポックの変更に気がづくと、既知のIPNS名を使用して、最新の報酬データを照会します。
各オラクル署名者は、この報酬データを使用し、各ユーザーに新たに獲得した報酬を計算します。
各オラクル署名者は、新しい累積MerkleツリーおよびMerkleルートを計算します。
各オラクル署名者は、MerkleツリーデータをIPFSに書き込み、IPFS CIDを受け取ります。（同じツリーを計算する必要があるため、同じCIDを受け取る必要があります。）
オラクル署名者が同じ値に同意した場合、RewardsOracleは新しいMerkleルート、IPFS CID、およびエポック番号で更新されます。
オラクル署名者（または第三者）は、パブリック関数MerkleDistributorV1.proposeRoot()を呼び出して、提案されているMerkleルートを新しいオラクル価値に設定します。
待機期間が発生している間にガバナンスが提案されているMerkleルートが有効にならないないように、MerkleDistributorV1.pauseRootUpdates()を呼び出すことができます。
待機期間後、オラクル署名者（または第三者）がパブリック関数MerkleDistributorV1.updateRoot()を呼び出すことで、提案されているMerkleルートがアクティブになります。
新しいMerkleルートがアクティブになれば、ユーザーは前回のエポックから報酬を請求できます。